沖縄13年ぶりの津波警報🌊
こんばんは〜福士です。
最近は何かと忙しく久々のブログです。
みなさんご存知、本日、午前8時58分頃、台湾付近が発生源の地震が与那国島で震度4、八重山諸島で震度3を観測。直ちに沖縄県本島以南の宮古、八重山地域に津波警報が発令されました。
その時の私は散歩中で、丁度休日だったこともあり愛犬ロンと美田良浜でのんびり歩いていたのですが、ふと、白浜方面からサイレンが流れているのが聴こえてきて、また北朝鮮か?などとのんびり構えていたのですが、珍しく知人の山羊🐐のロープが解けていて野放しになっていたので、その様子を撮影して知人に知らせてあげようと撮影を試みていたところ、道路の先から日本のマングローブの権威であるb先生が車🚗でやってきて「津波警報、直ぐ避難して!」との事。山羊はフリーなのでこのまま逃げることができるだろうから連絡はさておき、ロンと速攻自宅へ戻ることに。
本当の津波警報は初めての経験、最近の能登半島地震を思い浮かべやや緊張しましたが、そもそも地震を感じることはなかったし、そんな慌てることはないだろうとスマホで状況を確認、〝津波予想最大3m〟結構あるな🫤これでは我が家の駐車場は完全に水没してしまうので車は2台とも諦めて放置することに。我ながら何の躊躇もせずに車を捨てる判断をしたのは不思議でした。そして、ある程度必要な物をリュックに詰め込み裏山から避難場所に向かうことにしました。その必要な物とは身分証明書や通帳、現金、印鑑、カメラ、等々。よく考えると肝心な物が入っていなかったような気がします。そんな状況でとりあえず避難場所である白浜神社⛩️に行くと集落の住民が皆避難してきており一安心。ただロンとの相性の良くないワン達もいるので喧嘩腰のロンを制止するのが結構大変、散歩から戻り即避難したのでロンには朝飯と水を与えておらず、ましてやいつもと違う状況は老犬にはストレスとなるので、様子を伺いながら裏山から自宅に戻ってみることにしました。もちろん、戻ることのリスクは承知の上ですが、裏山からであれば最悪の状況になっていても戻ることができるし、そもそも我が家は少し高台に立地しているので3mほどの津波であれば切り抜けることもできるだろうという考え。でもこう言う考えが良くないことも重々承知していて、恐る恐る行動してみることに。スマホで津波到達時間を確認すると、まだ少し時間がある、ロンに飯を食わせ水をやり、今一度装備品を詰め込む、救急用グッズ、懐中電灯、飲み物、各種充電器、ロンの餌とおやつ、ロンの首輪。本来なら緊急避難グッズは予め用意しておくことが大切であることをこの時、改めて知ることとなったのでした。人間は窮地に直面して初めてことの重大性に気づくことを体感する。当にそう言う状況を自覚する機会となったのでした。
緊張のあまり止まっていた腹痛が催してきたのでトイレもついでに済ませ、裏山を登り避難所に戻ろうと思いましたが、わざわざ戻らなくとも裏山の麓で待機しながら様子を伺っても問題ないと判断、少なくとも海抜6〜8mの場所であれば大丈夫であろうとペンカのお墓の上で待機することに。なんだかペンカに見守ってもらえているようで嬉しい〜
自宅🏠裏山の避難場所にてその後、間もなく10時40分頃、警報から注意報へ切り替わり無事自宅に戻れるようになりました。警報が解除されるともうひと安心です。これにて一気に日常の生活に戻ることができました。情報というのはつくづく人の生活に影響しているものだと改めて思い知らされる一件でしたね。いざと言う時に情報に振り回され適切な判断と行動ができなくなることは避けなければならない、特にペットとの避難方法については今一度よく考えておく必要があって留意しなければならないことが沢山ある。一歩間違えば実際に未曾有の大災害に巻き込まれる可能性に直面し初めて感じる津波に対する危機感、今後の生き方に活かしていきたいと思います。
皆さん、無事で何よりでした!
今日も笑顔で感謝
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