海洋白書
こんにちは〜福士です。
最近、自宅の電波の調子が悪く書斎の電波は棒2本に。以前は3本でなんとか使えていたのですが2本になるとHPの編集にも一苦労するほど動作が遅くなってしまい、こうしてブログも疎かになっていたのでした。これは困るという事で携帯キャリアを変えてauからdocomoのWi-Fiにしようとしたのですが、驚いたことに、なんとdocomoでは自宅は圏外ということが乗り換え契約したその日帰宅後に発覚、偶々、翌日も休みだったので、再度石垣に渡り契約解除し全て元に戻してもらうことに。この想定外のトラブルで貴重な休日は消えてなくなり、かなり虚しい気持ちになったのですが、こういう事は試して見なければ分からない訳だし、auとdocomoの店員さんもしっかり対応してくださり、幸いにも問題なく元に戻れたので良かったのかと。実はこの時、機種変もしようと最新のiPhone15にするつもりでしたが、こちらもキャンセル。でも、まぁ〜よく考えるとわざわざ機種変までする必要はなかったと今になって衝動買いしなくて良かったと安堵しています。という事で電波は弱いけど圏外よりましなので、仕方ないからこの先もauにお世話になることに決めたのでした。そうこうしていると、会社が偶々施設の電波状況を確認するためauに電波調査を依頼しており、その対応を偶々私が担当していて、ちらっと自宅の電波📡について相談してみたところ、auに連絡すれば電波増幅装置を送ってくれるとの話し。早速auに問い合わせると一週間ほどで機材が届き、昨日から電波棒は4本となり即解決。そこでやっと今回2ヶ月ぶりに発信させていただいた次第なのでした〜
さて、前置きはさておき、ここからが本題です。
先日の5月28日に沖縄県カヤックカヌー協会(OKCA)のガイド講習会が行われたのですが、午後からの座学でとても有意義な講義を受けることができたので自身の復習も兼ねてご紹介したいと思います。
講師は東海大学地域研究センター事務局長 伊藤先生
このセンターは元々は網取の海洋研究所西表分室だったそうです。
最近では自然科学(生物)だけではなく社会環境の研究も行うようになってきており、尖閣諸島の領土問題にも石垣市と連携され取り組んでいるとのことでした。
まずは海洋の環境のお話しから始まり↓
◎海とは
陸地以外の塩水をたたえたところ(地球の7割を占める面積)
1番深いところマリアナ海溝11000m平均3800m
飲み水は高い所から流れてくるが高い所に畑や住宅があると農薬などに汚染されてしまう。西表は高い所に畑はないので綺麗
海は大きな水溜り 塩はどこから→鉱物が溶けたもの
◎地球の誕生
46億年前 海の誕生40億年前 生命の誕生38億年前 ※あと46億年ほどで地球は寿命を迎えるだろうと言われる。
生命の始まりシアノバクテリアが酸素を出して大気中に酸素が生まれ、様々な生命の源となる。
川の水が川に近い湾の上層を覆っている。
海洋深層水は栄養多い
◎地球とは
現在、人口80億 1秒間に2〜3人増えている
日本は124521289人 一日1370人減少
50年後の世界 100億人を超える
人口の問題
食料 飲料水 住む場所 エネルギー ゴミ
自然の浄化作用
※人が増える物流が必要になる
江戸時代からゴミの問題があった。当時は海に投棄していた。
ゴミ問題は行政はキリが無いので予算は出すけど棚上げ状態 ストップがかかっていない
◎私と海の関係
水産資源 海洋資源 エネルギー資源 観光資源 貿易観光航路として利用
深海からの警鐘 ※深海とは200m 光が届かない 駿河湾(日本で1番深い)富士山から深海まで6000m
深海魚 みずうお の採集
鋭い歯は肉食
駿河湾一帯にも漂着ゴミ散乱している
ミズウオはウロコがない。
ミズウオの内容物を調べる296匹内184匹からゴミが出てくる。→出てきたプラゴミなど人工物 以前は65%現在74%
魚はおしりから後ろは尻尾 刺身はまずい生臭いナタデココ 殆ど水分なので焼くと身が小さくなってしまう
ミズウオの内臓は単純胃と腸だけ。胃が大きい 胃の中に消化されないゴミが溜まっている。ビニールなど海の中を漂うものを誤食してしまう。
ゴミに有機物が付着していくと浮力がなくなり沈んでいく。
魚は胃袋が薄い皮のような物で筋肉がないので、胃を縮小させでゴミを吐き出すことができない。
ゴミの問題を改善するには
燃やしてしまうのが1番。竹富町でも焼却炉を導入すればいいのだか、ホテルのは小さく処理能力が低いので厳しいらしい。
というように最終的にはゴミの問題に辿り着き、当に今この西表島が抱えている、この自然を守るための漂着ゴミ処理について考えさせらたのでした。
こうして研究者のスケールのでかいお話が聞けたことは、自身の視野も大きく広がり我々ガイドが関わる自然環境の危機的状況を把握できたことや普段、中々得ることのできない希少な情報でありとても有意義な時間となったことは言うまでもなく、自身にとって大きな収穫となった。
こうして研究者のスケールのでかいお話が聞けたことは、自身の視野も大きく広がり我々ガイドが関わる自然環境の危機的状況を把握できたことや普段、中々得ることのできない希少な情報でありとても有意義な時間となったことは言うまでもなく、自身にとって大きな収穫を得たようなとても充実した一日となったのでした。
今日も笑顔で感謝
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